日々の暮らし
2022年12月13日
「……ただ、こうして生きてみるとわかるのだが、めったにはない、何十年に一回くらいしかないかもしれないが、「生きていてよかった」と思う夜がある。一度でもそういうことがあれば、その思いだけがあれば、あとはゴミクズみたいな日々であっても生きていける。」(中島らも「僕に踏まれた町と僕が踏まれた町」)
中島らも氏は、友達の一人に向けて、
「まんざらでもない」瞬間を額に入れてときどき眺めたりして生きていればよかったのに、と結んでいました。
先日、大学時代からの友人たちに会った帰り、中島らも氏のこの文章と「You Raise Me Up」の歌が頭の中でずっとリピートしていました。
また来年、みんなと会うまでがんばらなくては。